第113回ボストンマラソン
街の中心から42km先、ホップキントンへ 、スクールバスは高速道路を連ねてスタート会場へ向う、高原のハイスクールは霧で寒さも厳しかった。 寒さしのぎも無く走って温まる、スタート前にはアメリカ国家の斉唱が始るり全員起立し聞き入る、空軍ジェットが空を舞いムードは最高に盛り上がる。 10時にスタート急な坂道を一気に駆け下る、ボストンの罠にはまらない様慎重に走る、沿道の応援は切れる事無く怒涛の声援、5km通過は21分15秒 。 7km付近までは全体に急な下りだ、10km通過は43分29秒 更に15kmまで緩い下りが続く、1時間04分42秒、20km通過は1時間26分44秒、ハーフ通過は1時間31分34秒、先ず先ずの走り。 そして25kmまでUPダウンを繰り返す、25km通過は1時間49分20秒、30km通過は2時間13分37秒。 途中のボストン女子大では黄色い声援が耳を劈く、丘を越えるとボストンの高層ビル群が目に入る、更に長い下りが続く罠に嵌った脚は動かない。 35km通過は2時間38分17秒、ここから先は全体に下りだ、レッドソックスの球場を過ぎるとゴールまでもう直ぐだ。 40km通過は3時間03分29秒、全体が下りなのに25分もかかりラップ最遅区間、ラスト2kmに30万人の応援者で覆い尽くされている、 名前で応援され思わず涙がが出て来る、感動と達成感一杯にゴールゲートを通過した。 正面にゴールの横断幕が見えてくる、更にビルにこだまする声援が凄い、感動のゴールゲートは瞼に焼きつき消えない。 タイムは平凡な3時間14分51秒だった、応援の凄さ感動は東京マラソンなど比べ物にならない、流石に伝統と格式を感じる大会だった。